『蒐集家、久遠に出会う』第2章9話「分からない世界」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。作者は人とのやり取りが苦手で、よくセルフレジのある店を選んで使っています。以前文芸専門の同人イベントに一般参加した時、各ブースにいる人へ全く話し掛けられず、結局人のいない机で売られていた(と記憶している)委託販売しているものだけを買っていました。コミックマーケットなどに興味はあるのですが、自分が堂々と参加するには遠い世界です。次からはいよいよ第3章に入ります。またあらすじを更新しないとなぁ。
更新情報
流行は短いもののようですが
『蒐集家、久遠に出会う』第2章8話「二条元家は人を避け」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。次回で長かった2章も完結です。今見直し中の話には1章分が10話もあることもあり、長いなぁと思っています。以前は1章が5話というものもあったのに、いつの間にかこうなっていました。『六段の調べ』の時はあるものになぞらえて全体の話数を決めていましたが、書き終わってそのトリガーが外れたからでしょうか。今後どうなるかは分かりません。
また居候だよ!
『蒐集家、久遠に出会う』第2章7話「居候新たに」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。居候ものといってもがっつりしたものを書いたのは『六段の調べ』くらいで、刑部姫の時もそんなに長くありませんでした。さて、今回新たに加わった居候との行方は? そして創作では定番とも呼べる居候の出てくる作品は、今後結社でも増えるのか? 後者はあまり気にしなくとも良いです
それにしても二条へ一緒に入浴しようなどと言う椛は、異性の前でもあまり気にしなさそうです。いつか「早二野」で旅行に行く話も書きたいです。椛の奔放な様に、周りはどう思うのか? ラストで瓦せんべいが出てくるのは、書いていた当時に作者もとある美術館で売られていたものを食べていたからです。表面に描かれていた絵が可愛くてもったいなかったので、しばらく置いていたらしけて柔らかくなっていました。今もまた別のキャラクターものに手を付けられていないので、早く開けなければ。
早めにお知らせ
『蒐集家、久遠に出会う』第2章6話「久遠はいずこに」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。ここに来て重大な問題が発生しました。果たして和解の約束はどうなってしまうのか?
最初の方でも軽く触れましたが、少し早めに休みの告知をします。休みといっても一日だけ、5月25日の投稿はなく、28日からまたいつも通り週3回の更新を再開していきます。つまり、来週は週2回更新ということです。数えてみたら次の章との区切りでちょうど良いかと思いきや、章に入ったすぐ辺りで休みに入りそうです。いつもの習慣に慣れた方は戸惑われるかと思いますが、ご理解をよろしくお願いします。
「早二野」出動だ!?
『蒐集家、久遠に出会う』第2章5話「技術の行き先」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。最近は国内の人口も減ってきて、災害なども重なり伝統の世界に危機が迫っていると聞いています。力にはなりたいけど、一般人にして不器用な自分が職人になるのはハードルが高い、せいぜい買って応援するくらいしか出来ない。久遠のような存在がいたら変わるかなぁと思いつつ、彦根のように反対する人も出ると考えています。
そういえば少し前、展覧会の会場から展示品が盗まれたとのニュースを聞いた時、「これは『早二野』の出番か!?」と思いました。とはいえ蒐集家はいわゆる裏の存在なので、表で騒がれていることにはあまり突っ込めませんが。数日後に無事回収されたようで何よりです。
真逆な二人
『蒐集家、久遠に出会う』第2章4話「所員たちの願い」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。姫路は久遠研究所を退所していますが、一応所員としています。この作品におけるテーマの一つが、姫路と彦根の対立です。二条のことでも、伝統を誰が守るかについても意見が正反対となっています。コンセプトも静と動で意識しています。ところで、「七分咲き」での話し合いの話題が逸れている? 次の話で戻ってきますのでご安心を。
みんな好き勝手
『蒐集家、久遠に出会う』第2章3話「思い通りにならない久遠たち」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。題名の通り、久遠が好きにやっています。二条の場合は少し違うかもしれませんが。その二条の紹介ページも追加して、これで『久遠』の登場人物一覧更新は終わりです。本編と人物一覧を同時に更新する日はいつもバタバタするので、何とか解放となりました。続く作品の準備はまだ出来ていません。むしろ休んだ方が良いのか……?
休日返上!
『蒐集家、久遠に出会う』第2章2話「久遠研究所」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。現在、ゴールデンウィークの真っただ中ですが、変わらず更新を続けています。曜日感覚が狂いそうになりますが、何とか忘れずに出来ました。そして更新の傍らで、小説本編も書いています。『久遠』の続きの続きに当たる話です。椛がまだ見ぬ異世界で大暴れ(?)します。
真打ち登場
『蒐集家、久遠に出会う』第2章1話「国蒐構は止まらない」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。国蒐構だけでなく、久遠研究所の真打ちとも呼べる所長も出てきました。今まで結社作品に出てきたキャラクターの中では、珍しい価値観の持ち主ではないでしょうか。といっても彼女の故郷である世界では、ああいった考え方をする人がほとんどです。いずれあちらについても書いていければと思います。
梅、梅、梅!
『蒐集家、久遠に出会う』第1章7話「起動開始」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。ここで第1章は完結です。姫路のキャラクター紹介も追加しました。肌が白いと影を塗るのが難しいです。どうしても怖い感じになってしまいます。そう考えると、熊野もアーウィンもよく描けたなと思います。
姫路という名前の由来はもちろん、姫路城です。数年前に行った時は外観はもちろん、内部に武器を掛けるための箇所がいくつもあって圧倒されました。ちょうど城の近くにある庭園では梅が見ごろで、見た目も香りも堪能し、すっかり梅が好きになっていました。ということで、私の中では姫路城イコール梅なのです。刑部姫の服にも梅があちこちにあしらわれています。色味を足したくて黄色い梅も描こうとしましたが、調べたら黄梅は梅ではないとのこと。モクセイ科の植物らしいです。
あくまで影響されただけ
『蒐集家、久遠に出会う』第1章6話「思わぬ違い」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。二条元家の久遠がなぜああなったのか? メタ的な話をすると、亡くなった人を久遠にする時のゴタゴタを書くことは最初に決めていました。そして内容を詰めている時に二条として浮かんだのが、なぜかSF小説を原作としたアニメ映画に出てくるキャラクターだったのです。主人公が亡くなった友人を動かせるようにすることで物語が始まる、といったようになっていて、若い姿なのも今後明かされる欠陥も、その姿に影響されたのかもしれません。
オマージュというのか
『蒐集家、久遠に出会う』第1章5話「刑部姫の暗躍」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。刑部姫というキャラクターは、初めにこの話を考えた時には構想にありませんでした。とある作品に出てきた同じ名前の「刑部姫」というキャラクターが気に入って、「うちでも登場させよう!」と取り入れることにしています。無論、そのキャラクターとは名前以外は何も関係がありません。他作品から着想を得たものは、『久遠』の中でもそれ以外でも色々あります。分かりづらいですが、実は台詞の中にもこっそり隠れているかも……。