更新情報

連続投稿を終えて

『六段の調べ』破・五段5話「瑞香の夜の雨」を公開しました。これで五段が完結し、休みを挟んでまた17日から「破」の最終章である六段を上げていきます。四段が7話あったこととなるべく間を置きたくなかったこともあり、初めて10日以上の連続投稿をしました。noteでは続けて投稿する度に「〇日連続投稿!」といったポップアップが出るのですが、毎日増えていた数字が止まってしまうのは少し寂しいです。しかしこれは決めたことなのでまた一からやっていきます。

読んで待とう

『六段の調べ』破・五段4話「強奪」を公開しました。ここで清隆たちがメインの場面は終わり、次回はまた別の方向から物語が描かれます。梧桐宗が大きく動き、「破」もいよいよ終盤へ向けて盛り上がっていきます。そしてラストの八重崎に何があったのか? こちらが明かされるのはだいぶ先になりそうです。

意外と役立つもの

『六段の調べ』破・五段3話「無銘「栄光」」を公開しました。刀を観賞するシーンでは、私が前に実物の日本刀を手に持って見るイベントに参加した時のことを元にしています。観賞している間は手が切れないか冷や冷やした気分だったのを覚えています。思えばあのような体験も創作に生かされるものだなとしみじみ。また体験する機会があったとしても、相変わらず慎重になりそうです。

ちなみに今回色々と出てくる刀剣にまつわる知識は、今も続くブームの一因となったコンテンツに影響を受けて調べた時に身に付けたものでもあります。上記のイベントに行ったものそれがきっかけ。サブカルチャーもなかなか侮れません。

これも伏線?

『六段の調べ』破・五段2話「はるか、大地へ」を公開しました。今回少しだけ、後の作品に出てくる用語が少しだけ出てきます。現在見直し・書き直し中のものと既に新人賞へ応募しているものに関係しているのですが、これらが表に出るのがいつごろになるか不明です。なお、『六段』本編には今後全く関わることがありません。名前だけ先に仕込んでも良いのかなぁと思いつつ、いつか読者の方が読み返した時ににやりと出来るように残しておきます。

またも短いものが

『六段の調べ』破・五段1話「目撃」を公開しました。五段と六段はそれぞれ5話ずつです。一応、第二部としての終わりにあたるはずなのに、なぜか短いです。しかし本当のラストである「急」の最後は割と長いと思っています。公開はだいぶ先ですが、のんびりと更新を追いながら待っていてください。

明日もあります!

『六段の調べ』破・四段7話「G線上のアリア」を公開しました。これで四段は完結です。そして明日から、いきなり五段の連載を開始します。「破」が終わるまではあまり間を置かずに載せていく予定です。

出来ることをやって

『六段の調べ』破・四段6話「きみは林檎の樹を植える」を公開しました。題名は吹奏楽コンクールの課題曲にも使われた曲から取っています。これをコンクールで演奏したという昔の知り合いは、暗めの曲調に本番前のスパルタ気味な空気感も相まって重い気持ちになった――と、練習当時のことを語っていた記憶があります。ずいぶん前に聞いたのでうろ覚えです。ここで題名の意味を書くと長くなるので割愛しますが、込められたものが清隆や倉橋の背を押してくれたらな、と思います。

誤解のないよう

『六段の調べ』破・四段5話「死んだ男の残したものは」を公開しました。念を押しますが、シャシャテンは倉橋の在り方を否定している気持ちは一切ありません。ただその人と親の主張に納得が出来ないだけです。そこが間違えられると怖いので、あえてここに書いておきます。

真実はどこに

『六段の調べ』破・四段4話「怒りの日」を公開しました。この作品も折り返しを迎えて、物語の核心へ迫ってきていると思います。果たして何が事実なのか、誰が正しいことを言っているのか、いずれ明かされていくのでお待ちください。それからラストのシャシャテンをあまり責めないでくれると嬉しいです。彼女も彼女なりに正しいと思って動いたのですから。

悪い人じゃありません

『六段の調べ』破・四段3話「倉橋輪」を公開しました。どこかシャシャテンに挑戦的な姿勢を見せる人ですが、悪人ではありません。

当初の設定では、倉橋にあたるキャラクターはただの女性でした。しかしいわゆる「非リア」をコンセプトにした北の近くに女がいるのは何か違う……と思い、今のようになりました。よって倉橋の真なる性別は不明です。私の作品で性別が特徴的な人は、メタ的な理由からそうなったことが多いです。世に出ていないどころか本編すら書いていないものもあるので、詳しくはまだ言えませんが。

良いのか、その英語で

『六段の調べ』破・四段2話「憾」を公開しました。これで「うらみ」と読みます。作中に少しだけ『ノヴェンバー・ステップス』のことが出てきますが、『六段』の英語表記としてサイト内のアドレスで使われている”junesteps”はこの楽曲が由来となっています。六段なので単純に六月です。特に意味はありません。果たしてこれが世界に通用するかは疑問です。

オマージュと呼ぶべきか

『六段の調べ』破・四段1話「奈落に落ちて」を公開しました。今回北に起きた災いは、彼の名前の由来になった人の出来事を元にしています。2つ目の場面は削ろうかなとも一時は思いましたが、残すことにしました。新たなキャラクターの紹介も追加しています。ジェンダーレスなファッションを調べて描くのは楽しかったです。四段は全7話、完結まで毎日更新予定です。