『蒐集家、久遠に出会う』第2章5話「技術の行き先」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。最近は国内の人口も減ってきて、災害なども重なり伝統の世界に危機が迫っていると聞いています。力にはなりたいけど、一般人にして不器用な自分が職人になるのはハードルが高い、せいぜい買って応援するくらいしか出来ない。久遠のような存在がいたら変わるかなぁと思いつつ、彦根のように反対する人も出ると考えています。
そういえば少し前、展覧会の会場から展示品が盗まれたとのニュースを聞いた時、「これは『早二野』の出番か!?」と思いました。とはいえ蒐集家はいわゆる裏の存在なので、表で騒がれていることにはあまり突っ込めませんが。数日後に無事回収されたようで何よりです。
『蒐集家、久遠に出会う』第2章4話「所員たちの願い」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。姫路は久遠研究所を退所していますが、一応所員としています。この作品におけるテーマの一つが、姫路と彦根の対立です。二条のことでも、伝統を誰が守るかについても意見が正反対となっています。コンセプトも静と動で意識しています。ところで、「七分咲き」での話し合いの話題が逸れている? 次の話で戻ってきますのでご安心を。
『蒐集家、久遠に出会う』第2章3話「思い通りにならない久遠たち」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。題名の通り、久遠が好きにやっています。二条の場合は少し違うかもしれませんが。その二条の紹介ページも追加して、これで『久遠』の登場人物一覧更新は終わりです。本編と人物一覧を同時に更新する日はいつもバタバタするので、何とか解放となりました。続く作品の準備はまだ出来ていません。むしろ休んだ方が良いのか……?
『蒐集家、久遠に出会う』第2章2話「久遠研究所」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。現在、ゴールデンウィークの真っただ中ですが、変わらず更新を続けています。曜日感覚が狂いそうになりますが、何とか忘れずに出来ました。そして更新の傍らで、小説本編も書いています。『久遠』の続きの続きに当たる話です。椛がまだ見ぬ異世界で大暴れ(?)します。
『蒐集家、久遠に出会う』第2章1話「国蒐構は止まらない」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。国蒐構だけでなく、久遠研究所の真打ちとも呼べる所長も出てきました。今まで結社作品に出てきたキャラクターの中では、珍しい価値観の持ち主ではないでしょうか。といっても彼女の故郷である世界では、ああいった考え方をする人がほとんどです。いずれあちらについても書いていければと思います。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章7話「起動開始」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。ここで第1章は完結です。姫路のキャラクター紹介も追加しました。肌が白いと影を塗るのが難しいです。どうしても怖い感じになってしまいます。そう考えると、熊野もアーウィンもよく描けたなと思います。
姫路という名前の由来はもちろん、姫路城です。数年前に行った時は外観はもちろん、内部に武器を掛けるための箇所がいくつもあって圧倒されました。ちょうど城の近くにある庭園では梅が見ごろで、見た目も香りも堪能し、すっかり梅が好きになっていました。ということで、私の中では姫路城イコール梅なのです。刑部姫の服にも梅があちこちにあしらわれています。色味を足したくて黄色い梅も描こうとしましたが、調べたら黄梅は梅ではないとのこと。モクセイ科の植物らしいです。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章6話「思わぬ違い」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。二条元家の久遠がなぜああなったのか? メタ的な話をすると、亡くなった人を久遠にする時のゴタゴタを書くことは最初に決めていました。そして内容を詰めている時に二条として浮かんだのが、なぜかSF小説を原作としたアニメ映画に出てくるキャラクターだったのです。主人公が亡くなった友人を動かせるようにすることで物語が始まる、といったようになっていて、若い姿なのも今後明かされる欠陥も、その姿に影響されたのかもしれません。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章5話「刑部姫の暗躍」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。刑部姫というキャラクターは、初めにこの話を考えた時には構想にありませんでした。とある作品に出てきた同じ名前の「刑部姫」というキャラクターが気に入って、「うちでも登場させよう!」と取り入れることにしています。無論、そのキャラクターとは名前以外は何も関係がありません。他作品から着想を得たものは、『久遠』の中でもそれ以外でも色々あります。分かりづらいですが、実は台詞の中にもこっそり隠れているかも……。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章4話「蒐集という名の妨害」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。いよいよ「早二野」が本格的に動きだします。それにしても構成員一人に振り回される蒐集団体の今後は大丈夫なのか? 揃っているようでバラバラなのが「早二野」です。
今日noteを開いたら、「創作大賞」の案内が出ていました。ちょうど掲載タイミングは合っているのですが、さすがにシリーズの途中にあるものを応募するのはどうなのかと考えて今回は見送ることにしました。今から話を考えるのも厳しいので。来年目指すかはこれから考えます。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章3話「彦根直の発見」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。登場人物紹介も追加しています。「下へスクロールするのは面倒だ、手っ取り早く最新作のキャラを知りたい!」と思われた方のために、冒頭に目次を追加しました。プレビューで見た限り、改ページ機能は問題なく使えているようです。現在は2人しか掲載されていませんが、今回出てきたもう1人の人物についても後日ちゃんと追加します。『久遠』において彦根の次に重要な人物を次に置く予定です。登場はしばらく先になりそうですが、1章中には出てきます。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章2話「異世界と久遠」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。久遠という存在が出るために、この作品はSFのタグも付けています。しかし厳密にSFと呼べるかは微妙なところです。科学技術を詳しく知っているわけではありませんが、想像は自由だと思っています。
いつもなら新しいキャラクターが出てすぐに更新される登場人物紹介ですが、今回は次の話が投稿されてから動かす予定です。作品ごとにページを分けて公開するつもりですが、今やってしまうと寂しいことになりそうです。上手く表示されることを祈っています。
『蒐集家、久遠に出会う』第1章1話「怪しいプレゼント」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。とりあえず「早二野プロジェクト」としてシリーズを続ける一歩を踏み出せました。謎の「人類」をめぐって椛たちがどう活躍するか、ご期待ください。この作品も週3回の更新を基本としていますが、こちらの事情により5月末に一度更新を休む予定があります。時期が近くなったらまた記載します。火・木・土曜日の18時をお楽しみに。