『六段の調べ』序・三段4話「心尽くし」を公開しました。初登場した大友正衡の紹介も追加しています。彼の装いは公務中の衣冠束帯姿です。こちらも有職装束の分厚い大きな本を睨みながら描いていました。文様も入れようかと思いましたが写真では分かりづらかったこと、文様自体が複雑であったことから断念しました。本編には直衣姿とあるのでこちらも上げようか、そんな余裕があるか考え中です。
更新情報
少し不釣り合いかもしれない衣
『六段の調べ』序・三段3話「寒夜曲」を公開しました。今回は残酷な描写があるので、苦手な人はご注意ください。そして人物紹介に伊勢千鶴子を追加しました。
立ち絵を描いている際にうっかり作業中のファイルを保存せず閉じてしまい、自作の文様線画素材を一から貼り付けて色を塗る羽目になりました。よって最初に描いたものと公開しているものでは、宝尽くし文様に使われている道具の配置や色が少し違っていると思います。伊勢が着ているのは、昔にある人物から賜った衣です。本編でそのシーンは具体的には描かれませんが、今後の伏線にはなっていると思います。いつも着ているわけではなく、日常の女官装束はいずれ公開できたら良いなと考えています。
いくら手を掛けていても
『六段の調べ』序・三段2話「宮部玄」を公開しました。同時にサイト内の登場人物紹介で今回初登場した二人の設定を掲載しています。立ち絵の着物の文様は今のところ全て自作です。資料を参考にしつつ描いていますが、遠目だとはっきり分かりづらいことが悩ましいです。この後も登場人物は増えるので更新を続ける予定となっています。
お待たせしました
『六段の調べ』序・三段一話「楽園の異方者」を公開しました。約一週間ぶりの更新です。全六話を今後毎日更新していきます。その間に登場人物紹介にも色々と追加していく予定です。
準備期間をいただきます
『六段の調べ』序・二段6話「君がため」を公開しました。これにて二段は完結です。そして三段に向けた準備のため、しばらく休みを挟むことにします。連載再開は7月25日ごろを予定しています。三段から四段にかけてはスムーズに連載を続けるつもりです。
追記:先日の投稿で吹奏楽の本格的なシーンはしばらくないと書きましたが、今回はパート練習の場面がありました。発表会に向けた時期の話は五~六段辺りにあります。
音楽家の受難
『六段の調べ』序・二段5話「投身」を公開しました。次回で二段は完結です。北の運命やいかに。
ラストで北が言っていた保険云々の話は、ずっと昔に聞いた電車内で高校生くらいの子たちが話していた内容が元です。北は不運に巻き込まれる人なのか突っ込んでいくのか、少なくとも今回は後者であるように思います。
地道な更新継続を心掛けています
『六段の調べ』序・二段4話「人知れぬ涙」を公開しました。次回にはまた物語が大きく動きます。吹奏楽は今後しばらく本格的に出てきません。清隆たちと瑞香との関わりが今後深くなっていきますので、ご期待ください。予定通りに行けば、二段は13日に完結予定です。三段の公開開始時期は未定ですが、今月中には全話掲載するつもりです。
どこまで行っても異色?
『六段の調べ』序・二段3話「鳥たちの神話」を公開しました。二段も折り返しです。北との関わりはまだまだ続きます。
桜台高校及び吹奏楽部での話は、私の母校での体験が元になっているものもあります。吹奏楽を取り扱った作品にはコンクールの全国大会を目指すといった話が多いように思いますが、『六段』では都道府県単体で行われる大会への出場のみです。そもそもあまり吹奏楽の描写が出てきません。ハッシュタグを付ける際にも「吹奏楽」を足そうとしてやめました。今のところ同じタグで通していますが、難しいものです。
天才ネガティブピアニスト
『六段の調べ』序・二段2話「若きピアニストの悩み」を公開しました。北のキャラクター紹介もサイトに追加しています。キャラデザでは学生時代の落書きで、髪をシャーペンでザカザカ描いていた感じを再現したくて苦労しました。他のキャラクターとも髪の描き方が違います。次に描く時はまた違う方法で描いているかもしれません。また作中で北が清隆たちに会う前に弾いていたのは、ちょうど作品の舞台である2013年ごろに某動画サイトで演奏動画が流行っていたとぼんやり記憶している曲です。
今回の二段も、全6話が終わるまで毎日更新する予定です。現在、三段に登場する人物の紹介制作に追われています。何せ一気に登場する数が増える上に装いも複雑で苦戦中です。今月中に三段を掲載し終えることを目標にしています。
二段へ入ります
『六段の調べ』序・二段1話「私のお気に入り」を公開しました。作品紹介にも二段のあらすじを掲載しています。初段が綺麗にまとまったように見えますが、まだまだ波乱の展開がありますので続きもご一読ください。
作中で清隆がCDで流した曲は、北道雄の名前の由来となった人物2人の楽曲です。教科書に載っているなどで聞いたことがあるかもしれません。また『六段』各話のタイトルには楽曲名を用いたものがありますが、曲の内容や歌詞とは関係ないことが多いです。おかげで一見話とどんな繋がりがあるのか分からない抽象的なものも出てきてしまいました。そもそも私がちゃんと聴いたことがない曲もあります。吹奏楽をやっていた方ならぴんと来る題名もあるかもしれません。想像力を膨らませてお楽しみください。
18分の1が終わりました
『六段の調べ』序・初段6話『敗者の姫』を公開しました。これで最初の章は完結です。三部構成・六章立ての作品でまだ18分の1まで進んだ段階ですが、長いお付き合いをよろしくお願いします。
準備期間を挟んで、近日中に二段を発表予定です。あらすじや新しいキャラクターの紹介も載せていきますので、今しばらくお待ちください。
ようやく一区切り
『六段の調べ』序・初段5話「発覚」をnoteに掲載しました。次回で初段は終わりです。今回清隆たちが向かった町のモデルは、私も高校生時代に定期券を使って度々通った場所でもあります。ちょうど『六段』を構想しているころでもありましたが、当時の案と現在のものではだいぶ内容に乖離があります。キャラクターの名前が全く違うということも起きていました。
当初は2、3日に一度のペースで投稿しようと思っていたのがここまで毎日のように進み、自分でも驚いています。早めに複数の話を出した方が取っ付きやすいか、少し待って楽しむ時間を与えるべきか難しいところです。サイトに載せる立ち絵の準備もあるので、これからは幾分ペースを落とそうかと検討中です。更新されるまでの間は気長にお待ちください。