『隠れ世に宛てる』14話「恋文の終わり」(note版 NOVEL DAYS版)、15話「陰者を呑んだ男」(note版 NOVEL DAYS版)を公開しました。岐部の紹介もやっと追加しています。なかなか不穏な感じとなってきました。恋文の2人は設定も作って、一応紹介文も用意していたのですが、全体のキャラクター紹介に載せるほどでもないと判断し、没にしました。眠らせておくのももったいないので、以下に紹介文を掲載します。
叶木迅
代篠を介してバセタとのやり取りを続けている海外旅行コーディネーター。感染症拡大の影響で仕事が滞り、沈んでいるところにバセタを紹介された。彼女に知り合うまでは異世界を夢にも見ていなかったが、今は理解を深めようとしている。きちんとした性格で、いくらか楽観的でもある。とはいえ今後も平穏にバセタとの日々が続くか案じている。
バセタ
代篠を介して叶木迅とのやり取りを続けているカメラマン。異世界にある温暖な国・ソローレの出身で、誰とでも仲良くなれる。恋愛話に目がなく、代篠からも話を聞き出そうとして失敗している。叶木よりは神経質でなく前向きだが、自分が注意を怠ってはならないことはしっかり理解している。
ちなみに代篠の人物紹介には作中で浮かばないとされたタイプが載っていますが、あれはやっとのことで捻り出したものでしょう。むやみに口外できないものと関わり続ける彼女は、恋愛どころではないのです。