『神住む湖』第二章8話「短い修練」を公開しました(note版 NOVEL DAYS版)。作中にある通り、レンの魔法は長いこと特訓して強くなるといった余裕があまりないものとなっています。もし別の誰かが事件を解決して、レンの思う日常を取り戻したら、彼女の魔法は出番もなくなるでしょう。
魔法といえば、先日公開した7話の魔法に関する文章を軽く修正しました。結社の世界観では基本的に魔法と魔術の区別がはっきりしているのですが、それなのにややこしくなることがあります。簡単に言えば、魔法は使用者の個性が突き抜けていて、魔術は出来の差こそあれ、覚えれば皆が平等に使えるといった感じです。ちなみにアーウィンの使う音楽魔法は、結社での世間一般の魔法とは違うものです。長くなりそうな上に、こういったものは作品の中で示すべきだと思うのでここまでにしておきます。