2022年10月

誤解のないよう

『六段の調べ』破・四段5話「死んだ男の残したものは」を公開しました。念を押しますが、シャシャテンは倉橋の在り方を否定している気持ちは一切ありません。ただその人と親の主張に納得が出来ないだけです。そこが間違えられると怖いので、あえてここに書いておきます。

真実はどこに

『六段の調べ』破・四段4話「怒りの日」を公開しました。この作品も折り返しを迎えて、物語の核心へ迫ってきていると思います。果たして何が事実なのか、誰が正しいことを言っているのか、いずれ明かされていくのでお待ちください。それからラストのシャシャテンをあまり責めないでくれると嬉しいです。彼女も彼女なりに正しいと思って動いたのですから。

悪い人じゃありません

『六段の調べ』破・四段3話「倉橋輪」を公開しました。どこかシャシャテンに挑戦的な姿勢を見せる人ですが、悪人ではありません。

当初の設定では、倉橋にあたるキャラクターはただの女性でした。しかしいわゆる「非リア」をコンセプトにした北の近くに女がいるのは何か違う……と思い、今のようになりました。よって倉橋の真なる性別は不明です。私の作品で性別が特徴的な人は、メタ的な理由からそうなったことが多いです。世に出ていないどころか本編すら書いていないものもあるので、詳しくはまだ言えませんが。

良いのか、その英語で

『六段の調べ』破・四段2話「憾」を公開しました。これで「うらみ」と読みます。作中に少しだけ『ノヴェンバー・ステップス』のことが出てきますが、『六段』の英語表記としてサイト内のアドレスで使われている”junesteps”はこの楽曲が由来となっています。六段なので単純に六月です。特に意味はありません。果たしてこれが世界に通用するかは疑問です。

オマージュと呼ぶべきか

『六段の調べ』破・四段1話「奈落に落ちて」を公開しました。今回北に起きた災いは、彼の名前の由来になった人の出来事を元にしています。2つ目の場面は削ろうかなとも一時は思いましたが、残すことにしました。新たなキャラクターの紹介も追加しています。ジェンダーレスなファッションを調べて描くのは楽しかったです。四段は全7話、完結まで毎日更新予定です。