2022年8月

先のことについても伝えないと

『六段の調べ』序・四段5話「亡き王女のための」を公開しました。四段も残すところ2話、大詰めに入ります。この後に続く五段・六段はいずれも全5話と短いです。恐らく今月中には「序」の全てが掲載できると思います。続く第二部にあたる「破」も来月から公開予定です。

小さな学び舎

『六段の調べ』序・四段4話「上を向いて歩こう」を公開しました。今回の話に出てきた筝教室は、私の父が教えていた絵画教室がモチーフです。こちらも何度か引っ越しをしましたが、元のビルが建て替えられると聞いていたのに全く工事がされていない様を数年見てきました。

作中の話になりますが、サイトの更新をサボっていた敦子さんは機械の扱いが苦手なわけではありません。ただ好みでない作業を継続できないだけで、部屋の片付けも苦手なタイプです。キャラデザは公開していませんが設定はあるので、いずれイラストを描きたいなと思っています。まだ画廊ページの準備は整っていませんが。新たなキャラクターの立ち絵と合わせて様々なイラストを制作中です。

髪にまつわる話

『六段の調べ』序・四段3話「雨に唄えば」を公開しました。作中で出てくる髪色の地毛証明の話は、実際に高校時代聞いたことが元になっています。かく言う私も生まれつき明るい茶色っぽい髪でしたが、表には言わずとも密かに自慢としていました。届け出をしろとも言われていません。近年は何もしていないのに黒っぽくなっていると親に指摘され、何となくそのように感じています。こんな現象が本当に起きているのか、存在するのか? 調べてもいないので分からないままです。

紆余曲折を経て

『六段の調べ』序・四段2話「黒髪」を公開しました。ちょうどこの話を書いていた日に新しい元号が発表されたので、シャシャテンが作中で万葉集を読んでいます。こんなにも前に執筆していたのに発表が今になったのは、自信のなさとしつこい見直しによるものです。ある意味では見直しも文章力やプロットなどに自信を持てなかったからやっていたように思います。一歩を踏み出すにはどうしても時間が掛かってしまうのです。

短めの話が続きます

『六段の調べ』序・四段1話「丁子色の髪の乙女」を公開しました。ようやく美央さんが活躍し始めます。四段は全7話ですが、今までより少し短めの話も出てきます。今回の場合は3000字を切っていました。物語はまた動いていきますので、今後もお楽しみください。