学園ものと呼べるかは微妙なところ

『六段の調べ』序・初段四話「八重崎小町」をnoteに投稿しました。同時にこのサイトにも、八重崎のキャラクター紹介を公開しています。

付属中学校から上がってきた人を「先輩」と呼んでしまったのは、私の実体験です。確か部活に入ってから数日後、一年生同士の自己紹介でその「先輩」も話しだした時は衝撃を受けたと同時に、ひどく恥ずかしかったものでした。それから信のように女子生徒を名前で呼ぶ人も高校の部活にいました。さすがに八重崎がしたような制裁は受けていないはずです。あれは仲良くなりたくてそうしていたのか、心を許していたからなのか、卒業後数年経った今も不明となっています。

一応、主人公は高校生ですがあまり学校の場面は出てきません。修学旅行さえ書かれないという寂しいものですが、そういう作品だと楽しんでください。

「序」初段は残り2話で終わり、二段へと続きます。次回は大きな動きがあるのでご期待ください。