蒐集家、翻弄される
八幡 義郎 Yahata Yoshiro
「私も組織を思って、動いていますよ。見苦しいままで『新未来派』を存続させる方こそ、構成員にとって良くない」
「アーセナル・マスター」。「新未来派」全体を統括する長にして、かつては製造会社「ハツマアーセナル」の社長を勤めていた。多くの問題を輩出した組織のあり方を悔やんで解散を決断したが、それがさらに混乱を招いてしまったことに思い悩んでいる。贅沢よりは質素を好み、社会貢献にも積極的に関わってきた。割と悲観的だが責任感は強い。
河中 桂 Kawanaka Katsura
「俺にこれといった信念はないんだ。せいぜい好きにやるってコトくらいかな」
「暗黒の地の放浪者」。「暗黒の地」から来たと称し、多くの蒐集団体に加わっては離れてきた蒐集業界屈指の変人。軽い調子で嘘を吐き、周りを振り回す。様々な蒐集家たちと渡り合ってきた分、社交性は高い。
田平 香月 Tahira Kazuki
「釜石さんが日本まで来てくれたからには、きっと解体だって止められますよ!」
「ビュリー馬鹿」。高池みつに誘われて「新未来派」に入った、団体の中では新顔。再開発の進むビュリーに憧れを持ち、情報を追い掛け、時には周りに魅力を語っている。基本的に楽観的で若干うるさい。希望に満ちていた心は、周囲の変化によって揺らいでいく。
野谷 桑子 Noya Kuwako
「人類発展っていうのも、難しいわねぇ。きっと人によって、基準がバラバラなのかも」
「シルキーアーティスト」。「新未来派」の一派閥・芸術派に属している、団体の中では良心的な人物。自ら雑貨を作ることもあり、椛とも接点を持つようになる。「新未来派」の騒動とは距離を置いており、自らに出来ることをひたむきにこなしている。
飛騨 茜 Hida Akane
「社会のために何かしたいとは、思いませんか? 自然環境保護とか……」
「ギャラクシー」。「横断自然保護班」と「往来者たち」に所属しながら、新たな蒐集団体「白金財団」に興味を持ち参加した。宇宙が好きで、そこから見える地球が美しくあるように自然保護心掛けている。正直で穏やか、ちょっとやそっとのことでは怒らない。宇宙飛行士になる夢は潰えたが、別の形で宇宙に関わることを目指して奮闘している。
上都賀 積登 Kamitsuge Sekito
「どうせ大森が、何か企んでいるんだ。訴えてこようか?」
「剛力男」。常に不機嫌そうな顔と、時には強硬的に打って出る様から蒐集業界で恐れられている。実際は心を許した人や見込みのある人に甘い一面もある。電磁波に弱い体質を持ち、故郷で苦しんできたことからビュリーの行き過ぎた開発に反対している。



































