蒐集家、抗争に巻き込まれる
春日山 藤 Kasugayama Fuji
「じゃあな。あんたのこと気に入ったから、また話そうや」
「奔放者」。神社で働きながら「見定める者」の一員として動いているものの、どちらとも真面目とはいえない問題児。護国からの叱責は日常茶飯事だが、本人は気にしていない。情に厚く、仲間の窮地を救ったこともある。思いつきで動く性分が、とある事件を起こしていく。
栂 高恵 Toga Takae
『星の裏』に行けるよう、わたしからも指導しないと」
「星裏子リス」。異世界・遠申の秋穂で育っており、そこで聞いた「星の裏」にまつわる話を信じている。大人しい性格で周りに波風を立てないが、その話について行けない者もいる。動物に懐かれやすく、彼女もまた動物を愛している。よくリスに例えられている。
唐 定保 Táng Dingbăo/To Teiho
「彼女には蒐集団体の一員として、自覚を持ってほしいものだが……。全く、世話の焼ける」
「心眼使い」。遠申に存在した少数民族の出身で、その風習として目を潰された代わりに脳内で風景を映し出す「心眼」を身に付けている。自らのハンディキャップを厭わず自立的に行動し、周囲を冷や冷やさせることがある。厳格だが認めた者に対しては真摯に接する。名前は好きに呼んでも構わないとは本人の弁。
韮山 守英 Nirayama Morihide
「『見定める者』も『早二野』も……いずれ『恥晒し』になりかねません。ここで――」
「蒐集家の敵」。「新未来派」主要派の長・釜石徹に従属しているように見えながら、自らの嫌う「恥晒し」に厳しい態度を取ることで恐れられている。異世界を知り、広めようとする者に強い敵意を持っている。どうやら苦しい過去から現在の性分が形作られていったらしい。こだわりが強く、特にパンに関しては譲れない。極度の方向音痴でもある。
釜石 徹 Kamaishi Tetsu
「何、それらを一つずつ解決して改善に向かっていくのが巌で、人類ですよ」
「巌リモーター」。「新未来派」の大多数である主要派をまとめ、構成員にも慕われている。普段は異世界・巌に滞在しており、あまり「こちら」へ来ることはない。最近は「新未来派」の解体を巡って、長の八幡義郎と不仲になっている。韮山守英をはじめ、構成員に振り回され気味の苦労人。
立部 寧途子 Tatebe Nezuko
「どうせ私たちは、死者の延長線上にいるんだ」
「唯一無二」。「新未来派」でも異色の芸術派で活動している。自らを男でも女でもある、より細かく言えば「立部寧途子」と定めており、変わり者とされていても気にしていない。やや怠け気味でだらしがないが、鋭い部分も持つ。「この世界」の事情を深くまで知っているらしいが、混乱が起きるからと今は話そうとしない。



































